高齢者の脱水症には、点滴が必要です。

2015年3月 3日

発熱や下痢、食事がすすまないなどの体調不良は、日常的にみられることですが、高齢になるとそれらが引き金となり、容易に脱水症を起こしてしまいます。脱水により体力が低下すると、食事・水分をとる気力も低下し、悪循環に陥ります。高齢者の脱水症は、低血圧や腎機能の低下をまねき、命にかかわることもしばしばあります。

食事・水分がとれず、体力・気力が失われてきているようであれば、点滴治療が必要です。当院では、点滴が必要かを見極めたうえで、できるだけ少ない待ち時間で点滴を行えるよう努めています。