寝たきり・準寝たきり状態なら、泌尿器科医にご相談を。

2015年1月19日

脳卒中、骨折、癌、認知症などで寝たきり状態になれば、おしっこの問題が必ずついてきます。終日ベッド臥床状態の方は、適切な尿路管理をしないと、尿路感染症、局所の皮膚炎・褥瘡、脱水症や腎不全など起こしてしまいます。また、トイレに何とかたどり着いて排尿できる状態であっても、頻尿や尿失禁があれば、転倒・骨折し寝たきりになる危険が増します。

泌尿器科では、頻尿や尿失禁、尿路感染症の治療はもちろん、水分管理、適切な排尿環境・装置の提案を行い、全身状態の維持や介護の軽減、寝たきり防止に努めます。寝たきりの方はもとより、歩行が不安定な準寝たきり状態の方であっても、泌尿器科医も健康管理にかかわるのが望ましいと考えます。